以前の記事「メイドカフェ通いが理由で会社を辞めることになりました」では大変反響をいただきましたが、そんな僕も転職後して2ヶ月経ったので、今どうなったかのことを書こうと思います。
株式会社ビープラウドに入社しました
去年の12月からビープラウドのメンバーになりました!
この会社はPython[ref]Python : プログラミング言語の一つ。非常に簡潔にプログラムが書けることから、初心者からプロまで愛好家が多い。海外ではGoogleも採用するなど、利用例が多いが、日本では業務での利用はそれほどでもなかった(などというとマサカリが飛んできそう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)最近は機械学習など、人工知能・データサイエンス系の用途での利用が盛んで、急激に人気が上昇しつつある言語。ちなみに僕は全く使ったことがありませんでした。haruoさんいわく「いしがみさんなら大丈夫大丈夫!今できる言語との差分を学ぶだけでできますよ!」と言われてしまったので、期待に答えるべく、入社前に1ヶ月休める期間があったので一気に勉強しました。www[/ref] というプログラミング言語界隈では有名な技術集団です。ご存じない方はこちらを見れば雰囲気がわかるかもしれません。(レッドブルが飲める!www)
最近はconnpassというIT勉強会[ref]IT系勉強会: ITエンジニア(主にWeb系に多い)の人たちは業務後や土日に会社を超えて集まって、最近の技術動向などの情報交換を欠かさない。「勉強会」とは名ばかりで人が集まってビール飲んでワイワイやってるだけという場合もあるけど、主目的は会社を超えた横のつながりを作ることでもあり、勉強会がきっかけで転職する例は多いので、馬鹿にできない。[/ref]予約サイトを運営している会社と言ったほうが有名かもしれません。
また、BPStudy[ref]BPStudy: 毎回違ったテーマで2人程度の著名なエンジニア・IT企業経営者が話をする。テーマの範囲は広く、プログラミング技術にとどまらず、法律、健康などがテーマになることもある。最近では機械学習やブロックチェーンなどが話題のテーマも。[/ref]という勉強会を10年前から毎月開催している、「IT系勉強会」の老舗です。IT系勉強会で「○○Study」という形式の名前の勉強会はよくありますが、ここがそのルーツのようです。
ちなみに、僕はここでこんなLTをしたことがあります!
なぜBPに入社したのか
メイドノマドのプロがなぜPythonの会社に?という疑問を持たれたかもしれません。(さんざん友達には「メイドカフェに就職ですか?」と言われておりました。それはそれで楽しそうですがw)
縁としては、僕がBPStudyに5年くらい前から時々参加していて、主催であり社長のharuoさんとFacebookで繋がっていたということはあります。その縁もあったのですが、最終的に入社を決めたのは、理想的な「エンジニア文化」を勉強したいということが理由です。
BP社はTwitterが流行り始めた当初から「Twitterで社員みんなでRTをして求人をする」など新しい試みをすることが盛んで、すごいエンジニアの方々が集まって楽しそうにしているように見えました。当時僕は、勤めていた会社の開発リーダーをしていたので、「こういうチームを作りたい!」と常に参考にしていました。僕にとっては「ITエンジニア集団」こうあるべきというだ像だったのです。
なので、門を叩いた時に言ったのは次の言葉でした。
「僕がここにいることは、悔しさもあります!」
自分がこういう会社を作りたかった!でも、今そこのメンバーになりたいと言っているからです。
「エンジニア文化×秋葉原のメイドカフェのコラボをしたい!」
これは僕はずっと言い続けていたことです。LT[ref]Lightning Talkのこと。3分や5分など非常に短い時間に技術的なプレゼンをする。通常は複数人交代でやるので聴く人は短時間に非常にたくさんのことを学べる濃い時間を過ごせる。[/ref]などのエンジニア文化と、メイドカフェの楽しさをコラボすれば、きっともっとすごい!と思っています。
そういう思い出ノマド会をやっている僕にとって、メイドカフェのことを学ぶことも大切ですが、「ITコミュニティ」についても、もっと知る必要があります。そのために適切な場所だと考えました。
エンジニアの方が輝いている会社は他にもいっぱいありますが、これまでの経緯と、参考にさせてもらっていた敬意のため、当初から第一志望でした。
haruosさんのこの発表にも共感しました!
入社してみてどうだったのか
モヒカン系エンジニア[ref]モヒカン:技術的に「正しいこと」を是とするエンジニアの正確として、ネットや勉強会で間違ったことを発信すると容赦なく厳しく優しくダメ出し指摘をして来る人がたくさんいる。そういう人たちをモヒカン系エンジニアと呼ぶ[/ref]が集うイメージが合ったので、僕のような軟弱なエンジニアが入ったら、マサカリ[ref]マサカリ:モヒカン系のエンジニアが痛烈なダメ出しをすること。直撃を受けるとしばらく立ち直れない怖いものであるが、エンジニアはサイヤ人のように死に損なう程強くなるので、急激に成長するためにはマサカリは欠かせない[/ref]を浴びせられて3日目には血まみれになっているんじゃないかと思っていました。
しかし、そんなことはなく「わからないことがあったら、Slack[ref]slack: グループチャットツール、エンジニア向けの機能がたくさんあってIT系企業では大人気![/ref]のtraining部屋で質問してください」と、みんなとても親切で、全く怖い感じはしませんでした。技術的にも、社内で読書会やLT会などが盛んで、技術をできるだけみんなでシャアしようという思いが強く、放ったらかされているという感じはありませんでした。
さらにびっくりしたことは3つあって、一つは、社内がとても静かなこと。同じ会社にいても、主な会話はSlackでするので、会話する声があまり聞こえない。電話もほとんど鳴らない。もう一つは、Slack、hangout、Google Apps、Dropboxなどのツールをフル活用していること。こうすることで、どこにいても仕事ができることを追求していて、自宅作業をしてもなんの支障がないようになっているし、自宅作業はチーム内の合意を得れば自由にできる。そして最後にみんなが早く帰ることw IT企業ありがちの残業体質はなく、時間内に集中して早く帰る文化が徹底していました。
これは、僕にとってとても都合が良いことでした。メイドカフェで「ノマド」の会をやっているので、つまりリモートワークなのです。そのノウハウを身に着けられたことはとてもありがたい。なぜそんなことをするかといえば、その方が効率的が良いからというのもコンセプトが一致しています。そして、定時に帰れる!メイドカフェにも行きやすい\(^o^)/わーい
Slackでのコミュニケーションを主にすると、リモートで作業をしていてもまるで会社にいるような錯覚をするという感覚を覚えました。僕は先日3日連続自宅勤務をしましたが、会社に行ってなくて困ることといえば、コーヒー部(コーヒ好きの方々が豆を持ち寄ってコーヒーを入れてるグループ)の入れるコーヒーが飲めない、レッドブルが飲めないことくらいでした!\(^o^)/
業務時間内でメイドカフェでノマドの会
リモートワークをメイドカフェでやっても良いと言ってもらえたので、堂々と本業をメイドカフェでやらせてもらっています。しかも、日中に開催するノマドの会は、仕事をしているのなら、業務時間内でやって良いと言ってもらいました!
「俺はメイドさんはちょっと好き!」と言う社長のharuoさんは、ノマド会に2回も参加してくれました。\(^o^)/
なので、入社してからも、仕事的に調整可能なタイミングで、ノマド会が日中に開けています。
だからノマド会もSlackをはじめました。ここから自由に入れます!
今後について
おかげさまでノマド会は、募集したその日に定員が埋まるほど、反響を頂いています。次の開催で9回目になります。
今後は、お客様との接点が多い仕事も任せてもらえそうなので、自ら調整して、自由に働ける環境を実現できそうです。うまくすればノマド会の開催も増やせるでしょう。
そして、リモートワークのノウハウもどんどん身についていますので参加された方にも、ノウハウを共有できるのではないかと思います。
ということで、僕は元気です!
これからもよろしくお願いします!!