メイドカフェに何をしにいくのか

この記事はメイドアドベントカレンダーの1日目です。

こんにちは。メイドカフェでノマド会をやっています、いしがみプロです。
今日は以前一部で話題になった「メイドカフェは何をする場所か」について書こうと思います。

メイドカフェと一口に言っても、あっとほぉ〜むカフェさんのようにメイドさんとお話やゲームを楽しむお店から、ワンダーパーラーさんやシークレットチェンバーさんのようなクラシカル系、気絶さんのようなスナックなど、あらゆるジャンルがあります。

そのため「行く理由は人それぞれ」だと言ってしまえばそれまでなのですが、しかしやはりメイドカフェというものを少しでも知っている人と、そもそもメイドカフェを知らない人にとの間には大きな理解の隔たりがあるように思います。

ちなみに僕の答えはこちらです。

以前、メイドカフェに行かない人からよくこんな会話をしてました。

「メイドカフェどれくらい言ってる?」
「週3くらいですかね?」
「多くね?」

どうやら一般人にとって、週に何回もお店に行くことが異常らしい。
そんなに通うからには何か目的があるはずだとなるらしい。

ところがメイドカフェに通った結果直接的に得られるものなんて何もない。
メイドさんのプライベートを詮索したり、連絡先を聞いたりすることは多くの店で禁止されている。
お話するのが目的としたって、2時間いてオーダーを取りに来たときのほんの数秒しか話せないことだってよくある。
店員2,3人で2,30人の客席を回さなきゃいけないんだから。
勘違いしてしまった人が「コスパが悪い」なんて言ったって仕方ない。

じゃあなんだろう。
なぜ人はメイドカフェに「通う」いや「ご帰宅」するのだろう?

いや、通うことを意味があるのではないだろうか?
その通い続ければ、店員さんや常連さんと顔見知りになる。
顔見知りになれば、なるほど安心してその場にいることができる。

コンセプトなんて行くための言い訳でしかないのではないか?

本質は「通う」こと「ご帰宅」することではない?か?

自分が居心地が良い「コンセプト」を選んで「メイドとか、そういうのが好き」という共通項で、人が集まる「場所」があるって素晴らしいことではないだろうか?

じゃあ、メイドってなんだろう。
もっと考えてみたい。

この分析はトンネルを両側から堀り始めつつ、まだ繋がっていない気がする。

せっかくメイドアドベントカレンダーをやっているのだから、この機会に分析してみたい。

ということで、引き続き、メイドアドベントカレンダーをよろしくお願いします!


2019年メイドカフェでノマド会総会を報告と本年度の活動方針

今年も、ノマド会総会を開催し、参加者の皆さんと活動方針についての意見交換を行いました。

議題と議事録

総会では次のことを話し合いました。

  • ​1.​ 2018年度活動報告
  • ​2.​ 2018年度会計報告
  • ​3.​ 2019年度活動について
    • ​3.1.​ ノマド会の目的と社会の現状確認
    • 3.2.​ ノマド会の現状と社会への役割
      • 現状
      • 社会への役割
    • ​3.3.​ 2019年に活動計画
    • ​3.4.​ 体制図
    • ​3.5.​ 規約確認
  • ​4.​ 各種議題
    • ​4.1.​ 相談:ノマド会の納税申告について
    • ​4.2.​ 相談:イベントオーガナイザーの負担と報酬について
    • ​4.3.​ 提案:ノマド会会員制度

詳しい内容に興味がある方は議事録を公開していますので御覧ください。

メイドカフェでノマド会総会2019議事録

2019年度活動方針

総会の内容を踏まえ、本年度の活動方針は次のとおりとします

    1. 良い作業環境を作ることを活動の心臓とする
    2. ノマド会のメリットをメディアに発信してもらう
    3. >参加者に良いオタク体験をしてもらう
    4. ノマドワークのマナーを啓蒙
    5. 良い「コミュニティ」として成熟する

基本的に2018年のものを踏襲しました。「開催回数」は既に増えているから、2019年度は意識しなくていいと考え、削りました。

一方「コミュニティ」の重要性にフォーカスする部分を加えました。関わる人にとって「良いコミュニティ」であると同時に、「ななカフェ」など他のイベント・コミュニティを運営している方にも参考にしてもらえるように、オープンに運営し、仕組みを実態に合わせて整備していきたいと思います。

具体策については議事録の末尾に記載しています。興味があれば御覧ください。

総会を踏まえた具体策

総評

メイドカフェでノマド会は第一回(2016/11/2)の開催から2年3ヶ月経過し、開催イベントは100近くになりました。

最近はメディアの方からの取材の申込みや、イベントのコラボレーションのご相談を受けるなど、社会との接点が増えてきています。また、「ななカフェ」さんなど、他のグループの方から運営の参考にしていただくようにもなりました。そのことを踏まえ、他の組織の模範となるオープンで法令を遵守する運営体制を固めることが求められている段階ではないかと思います。

その一方で、ヒエラルキーのない、自由なコミュニティと評価いただけている部分を失わなわず、むしろ強化して行けるようにしたいです。

そのためには、関わる人たちと対話をしていきながら、やるべきことを行っていきたいと思います。メイドカフェでノマド会の運営に興味がある方は是非 Slack へご参加ください。


メイドカフェでノマド会2018年度会計報告

メイドカフェでノマド会1年間の会計が締まりましたので、報告いたします。

科目について

メイドカフェでノマド会はその活動目的である「メイドカフェでノマドワークができることを広く認知させる」ためのイベントを行うことを主たる「事業」と定義しています。

具体的には、メイドカフェ貸切のノマド会や、定時後の自習室、ノマド朝会などの「参加費」を事業収入とし、そのために必要であった人件費や物品購入費、会場代、衣装レンタル代等を事業支出、その他の収入を雑収入、その他の支出を管理費およびその他費用と定義しています。

メイドカフェでノマド会は人を雇用していないため、人件費は「報酬」という科目になります。ただしメイドさんが自らメイド服を持ち込んだ場合に洗濯代などのために支払っている「衣装持ち込み報酬」は、より実態に合わせ、衣装を店舗等からレンタルした場合の衣装代とまとめました。

会場提供報酬・メンター報酬は、定時後の自習室でメンター兼会場提供者としての石上が受け取った報酬です。11月以降は「メンター報酬」が「ノマド会会計部」にて認められたためメンター報酬としてまとめられます。

収支計算書

(単位:円)

収入の部

  • 前年度繰越金: 24,056
  • 事業収入:  430,100
    • イベント参加費: (430,100)
  • 雑収入:       18,001
    • 忘年会参加費 (2,000)
    • お花見参加費 (16,000)
    • Square振込 (1)

当期収入合計:  (451,101)

収入合計: 475,157

支出の部

  • 事業費:
    • メイド報酬:      143,000
    • 会場費:                136,500
    • 会場提供報酬: 35,500
    • 消耗品費:           20,652
    • 衣装代:                20,500
    • メンター報酬: 10,000
    • 手数料:                7,020
      • PAYPAL手数料  (6,764)
      • 振込手数料       (216)
      • 返金手数料       (40)
    • 交通費:               3,670
  • 管理費およびその他費用:
    • 交際費:               29,058
      • お花見用飲食代            (11,399)
      • お花見用備品                 (2,235)
      • お歳暮                                 (2,160)
      • 運営者懇親会飲食代 (3,456)
      • 懇親会飲食代                 (4,212)
      • 忘年会飲食代                 (5,596)
    • 旅費交通費:     26,240
      • 大阪出張往復:   (26,240)
    • 会議費:               8,250
      • 総会会場費:                           (7,000)
      • 事前打ち合わせ飲食代: (1,250)
    • 広告宣伝費:     3,800
      • ノマド会名刺発行: (3,800)
  • 次年度繰越金: 30,967

事業費合計: (376,842)

管理費およびその他費用合計: ( 67,348 )

当期支出合計:  (444,190)

支出合計: 475,157

ノマド会会計部について

ノマド会会計部はSlackに「#ノマド会会計部」という公開チャネルを作成して随時運用を報告しています。公開チャネルなので、参加費の使途について興味ある方は誰でも見ることができます。

正式な会計の承認は年に一度の総会にて行われますが、このように参加者の方から随時意見をもらうことによって公正かつ迅速に運用させてもらっています。

総会について

こちらの投稿をもって、年明けに行われる2019年度ノマド会総会での報告資料とさせていただきます。

こちらの内容についての議論に興味がある方は、是非総会に参加してください。